悲し光  見つめた眼差し 

嬉し塊  蔑んだ軽口




落雷ライライ  落雷来来

意味なんて  意義なんて  ありもしない幻想




さようなら  ルビもあてにならぬ暇つぶし

型崩れのプロトタイプ  どこまでも完璧を毎晩夢想





    「 恐れ多くも前傾には程遠い現状であります 」








恥ずかし南  向かったくるぶし

忌々し縁  引きずった極み




凧揚げハイハイ  凧揚げ這い這い

好意なんて  厚意なんて  ありふれた日常




はじめまして  傘もいらぬ底抜けの快晴

物知らずのプロレタリア  どこでも搾取と日々格闘





    「 恐れ多くも電線に引っ掛かってしまいました 」