橙に包まれた浅い青

受賞・入選など14篇。 写真詩・イラスト詩・ポエム動画など2333篇以上を公開。

2010年01月

      新しく生み出されてきた大小
      遠く遠くから運ばれてくる  やわらかく丸い白
      いっぱい吸い込む
      5月病気味  2限後の図書館





            木々が無邪気に風と光を招いてる
            そのすべてが 何もかも許してくれている





      臆病さ  まだ
      あても糧も微かさえ感じさせてはくれない


      寂しいさ  ずっと
      選びとってきた当然の帰結なんだろうけど










      次から次へといってしまう大小
      どこからどこまで運ばれていくの?  もくもく浮かぶ白
      いっぱい詰め込む
      5月病気味  3限前の芝生





            陽光が無邪気な笑みと声をくるんでる
            そのすべてが かけがえなく流れてくれている





      ちっぽけさ  気づけば
      恋も歌もはるかにおいてけぼり


      あいまいさ  相変わらず
      岐路でごまかしてきたツケなんだろうけど











      新しく生み出されてきた大小
      どんな風に出てきたの?



                         次から次へといってしまう大小
                         どんな風にでていくの?










        やわらかく浮かぶ白
        もくもく丸い白



                      新しく生み出してみたいよ
                      次から次へといってしまいたいよ    ぼくも










         やわらかく丸い白
         もくもく浮かぶ白    いっぱい吐き出すよ



         3限が終わったら     またここで
         3限が終わったら     また一人で

「  何様のつもりなんだ?  」 
と、
きかれれば


























































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































「  根っからの俺様だ  」 
と、
こたえたくてやまないみぶんでありながらまちがってもこのせいのうちでのべることはないというかくしんだけはいまだかつてゆらいだことのないこたい

ああ、思い出してしまうな
決まって塞ぎ込んでしまった夜には無邪気で冷静だったキミのこと




ああ、戻れないかな
一日でいいから  あの頃に    
そしたら、きっと正面からキミをもっと引き出してあげれるのにな




そんなイフに耽り続けていくうちに
ネオンとともに溶け込むように   ため息がそっと夜と更けていく











どうしてかな
あんなに時間はあったのにな    永遠のように過ごしていたのが馬鹿だったな




ああ、戻りたいな
一時間でもいいから  あの頃に   
そしたら、きっと正面からキミにどうでもいいことをいっぱい話したりできるのにな










ため息こぼし続けていても何一つ変わらないだろうけど
ため息こぼしていかなければ到底やっていけそうにない現状です










ああ、ああ
このため息を何らかの形に変化させて届けられたらと、そしてキミの笑顔を引き出せたらと




ああ、ああ
隣にいようとも、ゆっくりと語ってみたいな    互いにあの頃のことを








叶わなくても、逢いたいな
逢えなくても、もう一度逢いたいな








ああ、ああ
こんな夢想と寄り添って生きていくことでしか  僕 は 僕 で あ り 続 け る  ことすらできないのかな

来たときとは別人ですね 


     そうですね。ハハ(笑)      






風邪ひかないように気をつけてくださいね


           はい(笑)  















何気ない会話からもう一度はじめられる

何気ない会話から生まれ変われる













そんな
一日がある










お先、真っ白でも
お先、真っ暗でも









人生には
そんな一日が 用意されている

今、
君が死んだとして   母親は悲しむだろう



今、
君が死んだとして   父親は悲しむだろう



今、
君が死んだとして   兄弟は悲しむだろう



今、
君が死んだとして   伯母は悲しむだろう



今、
君が死んだとして   叔父は悲しむだろう



今、
君が死んだとして   祖母は悲しむだろう



今、
君が死んだとして   祖父は悲しむだろう



今、
君が死んだとして   友人は悲しむだろう



今、
君が死んだとして   恋人は悲しむだろう



今、
君が死んだとして   人類は困らないだろう



今、
君が死んだとして   世界は困らないだろう







自惚れることなく
卑屈になることもなく
意識し続けることができれば



悲観的でなく
楽観的でもなく
意識し続けることができれば






どれだけ囲まれてしまっても
どれだけ流されそうになっても     






心配はない

死んだ  魚 の 目  になる      心配はない

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