「 こんなにも想っていたんだ 」
滲ませるような
最低限の期限も 遥かに 遥かに 遥かに すぎて
滲ませるような
最低限の期限も 遥かに 遥かに 遥かに すぎて
それでも
この心象図は描いてばかり
来る日も来る日も 弾け浮かぶようなその微笑みを
この心象図は描いてばかり
来る日も来る日も 弾け浮かぶようなその微笑みを
どうしても どうしても
呼吸しているのに、その微笑みがないというだけであの頃以上に切なくなってしまう
呼吸しているのに、その微笑みがないというだけであの頃以上に切なくなってしまう
どうか救い出してほしい
このしがない心象図をかき乱して あの頃の微笑みを木っ端微塵にするくらい
このしがない心象図をかき乱して あの頃の微笑みを木っ端微塵にするくらい
どこで何をしているのだろう
いつで何をしているのだろう 浮かべまいと想うほど 浮かび止まない焦がれ蜃気楼
いつで何をしているのだろう 浮かべまいと想うほど 浮かび止まない焦がれ蜃気楼
「 出逢わなければよかった 」
そんな風にさえ、想ってしまうことは数え切れず
そんな風にさえ、想ってしまうことは数え切れず
「 出逢わなければよかった 」
そんな風に想ったところで、「 出逢ってよかった 」が吹き抜けるのは相変わらず
そんな風に想ったところで、「 出逢ってよかった 」が吹き抜けるのは相変わらず
もう一度 どこかで
もう一度 いつかで
あと何度 願ってはうなだれていく夜を重ねていくのだろう
もう一度 いつかで
あと何度 願ってはうなだれていく夜を重ねていくのだろう
キミが来る
キミが来てくれる
キミが来てくれる
ぼくは 強く呼吸している心地がした 青臭い言葉だけが、胸の奥で必要以上にこだましている
キミが笑う
キミが笑ってくれる
キミが笑ってくれる
ぼくは もっと輝いていける気分になった 甘ったるい言葉だけが、胸の奥で必要以上に反射している
キミがいた それだけで ぼくは 掬われていた
キミがいた それだけで ぼくは 救われていた
キミがいた それだけで ぼくは 救われていた
キミが い な い
キミが い な い
キミが い な い
どれだけの奇跡的だったんだろう
キミが い な い
キミが い な い
キミが い な い
どれだけ欠かせない存在だったんだろう
気づいた言葉は
今さら
ゆっくりはやく 胸の奥でしたたり落ちていく
今さら
ゆっくりはやく 胸の奥でしたたり落ちていく