橙に包まれた浅い青

受賞・入選など14篇。 写真詩・イラスト詩・ポエム動画など2333篇以上を公開。

2010年06月

時間切れになってきて
「  ああしとけば・・・ こうしとけば・・・  」 



時間切れになってきて
「  早めにやっとけば・・・ もっと早めに・・・  」






好きな事
嫌いな事   問わず問わず


大抵陥るパターンは典型的なお決まりまり






ならば
思い立った時に




ならば
少しでも時間のある時に






黙々と  嫌々でも
黙々と  惰性でも
黙々と  気分転換でも


ああしとくとしましょ 
こうしとくとしましょ






黙々と  嫌々でも
黙々と  惰性でも
黙々と  気分転換でも


早めにしましょ
とっととしましょ 







「  急いて損はなし  」

腰に手をあてながら  大げさにがぶ飲み飲みしましょしましょ

笑顔の揺れつづける日々を目指し
誰のためでも、何のためでも駄目だったこの身が  大きく呼吸をし始める





それは それは     紛れもなくその存在の賜物であって
それは それは     紛れもなく出逢わなければ知らなかった鼓動で





解けていく   すべてが重力に逆らうくらいの勢いで 意義をまき散らしていく
溶けていく   すべてが太陽を吸い込むくらいの勢いで ポジティブに満ち溢れていく





なんて単純なんだろう
なんて心地いいんだろう       理性と感性が自分でも呆れるくらい火花を散らしていく














僕は  君を   これから本質的に感動させていけるのかな
僕は  僕を   これから本質的に深めていけるのかな

そんな迷いは拭えそうにないけれど






今は
「 たぶん大丈夫 」
そんな根拠のない衝動のような熱を帯びたたまま  僕は僕という全身を駆使していこうとしている





そんな風になれた今
そんな風であれる今






笑顔の揺れつづける日々を目指し
伏し目がちだったこの身が大きく揺れ始める






それは それは      君という存在の登場なくしてあり得なかった自分で
それは それは      君という無限に出逢わなければ芽生えることさえなかった季節であって









笑顔の揺れつづける日々を目指し
誰に対してでもなく、何に対してでもない  






ただその笑顔の持ち主である君のために
僕という全身を駆使しながら呼吸し、放出していく     季節が途切れることなく華やいでいくように

自由に羽ばたいてごらん
心の想うように
押し殺して俯いていないで



君にもある
たしかに何かは宿っている


それを証明するために
それを明らかにするために   此処にいるんだ   



そう言い聞かせてごらん  毎日毎日

何をするときにも
嫌なことをするときでも
めんどくさいことをするときでも










自由に自由に生きてごらん
心の想うように
「 枠で囲って、かごで飼われて 」      そんな自己規定なんか取っ払って




君にもある
たしかに何かは眠っている




それは、押したり引いたりしているうちにうっすらと浮かび上がってくるもの
それは、叩いたり撫でたりしているうちにうっすらと浮かび上がってくるもの










挫けては駄目なんだ
挫けることなんか、あまりにもありふれてしまっているんだから


投げ捨てるのは駄目なんだ
投げ捨てることなんか、あまりにもありふれてしまっているんだから















君にもある
たしかに何かはある




なくてもあるんだ
ないならあることにするんだ




「 たぶん 」なんてもういらない
「 きっと 」なんてもういらない






君にもある
たしかに何かはある



それを証明するために
それを明らかにするために   此処にいるんだ































   言いきれない
   まだ、私では言いきれない

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