橙に包まれた浅い青

受賞・入選など14篇。 写真詩・イラスト詩・ポエム動画など2333篇以上を公開。

2013年11月

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どう、見られるか。
どう、思われるか。
どう、比べられるか。
どう、評されるか。
 
私の知ったこっちゃない。
私がどうこうできることじゃない。
 
だから、真剣に考えないし
そのことに関して悩もうとも思わない。
小学校の通知表の頃から変わらない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
汗をかいたからと言って
何かを頑張った
つもりになってはならない。
 
涙を流したからと言って
悲しみを零した
つもりになってはならない。
 
金を稼いだからと言って
生活を維持していける
と思ってはならない。
 
詩を書いたからと言って
想像が数珠つなぎで
来ると思ってはならない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
時間を忘れる。
完全に没頭している。
 
夢中になってしまえば
心象も体調も関係なし。
 
朝だろうが昼だろうが夜だろうが
バカがつくほど楽しい。
無理しなくても楽しい。
 
こういう感覚。
そうそう、こういう感覚。
維持すべきは
まさしくこういう感覚。
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
忙しい?
わたしより忙しい人が
世の中にはどれだけいることでしょう。
 
退屈?
わたしより退屈な人が
世の中にはどれだけいることでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
守ってきたものは
守るほどのものでなかった。
 
破ってきたものは
破るほどのものでなかった。
 
さて
このまま、守り続けていくのか。
このまま、破り続けていくのか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
目やにが中々とれない。
ゴシゴシ洗ってもとれない。
 
焦っていた。
焦りすぎていた。
 
時間がない朝は
何気ない動作もすんなりとはいかない。
 
焦る自分を俯瞰して
焦りすぎる自分を心に書き留める。
これもエピソードの1つになるなと。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
誰かのせいにしたくなる時ほど
自分のせいにして
しっかりと責任を背負っていく。
 
自分のせいにしたくなる時ほど
誰かのせいにして
じっとりとした責任を背負投げ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あっちにもいい顔
こっちにもいい顔
をくり返していたら
誰にも信用してもらえなくなった。
 
それだけならまだしも
自分自身
誰を信じていたのか
誰を疑っていたのか
わからなくなってきた。
 
 
わたしだけ、じゃないよ。
ぼくだけ、じゃないよ。
キミだけ、じゃないよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今日が最高でも
明日は最悪かもしれない。
 
明日が最悪でも
明後日は最高かもしれない。
 
 
私の思う
最高と最悪は
流動的なものでしかない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
続いている。
相変わらず続いている。
どうしようもなく続いている。
このままなら、このままだ。
 
そんな気がするよ。
そんな気しかしないよ。
 
 
 
 
続けている。
相変わらず続けている。
とにもかくにも続けている。
このままなら、このままだ。
 
そんな気がするよ。
そんな気だけがするよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
誰が言ったのか忘れちゃったけど
色んな人が言っているのだろうけど
本当にそうだなって。
 
家族であろうと
恋人であろうと
友人であろうと
- 心までは縛れない -
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「世界とは・・・」と
語れるときが来るとは思わない。
 
「人生とは・・・」と
語れるときが来るとは思わない。
 
 
だけど
「世界とは・・・」と
語ろうとせずにはいられない。
 
「人生とは・・・」と
語ろうとせずにはいられない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
自分はバカだと
わからないほどのバカじゃない。
 
自分は天才だと
思い込めるほどの天才じゃない。
 
自分は努力家だと
言いきれるほどの努力はしていない。
 
自分は運が悪いと
決めつけるほど運を軽く見ていない。
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
芸術家になるか。
宗教家になるか。
発明家になるか。
哲学者になるか。
 
それ以外の何者でもない誰かになるか。
もっといえば、誰でもない何かになるか。
誰でもない何かになれば解決するのか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
自分のネジが
数本緩んでいることを
否定するのではなく
肯定して
その前提を武器にしていく
という覚悟を決めてからは早かった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ネクタイ外して。
バッと外して。
臨死体験直後
のような
脱皮を経て本丸登場!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
才能があるかどうかは
最後の最後までわからないと思います。
 
続いている。
続けている。
という事実、
現実がある限りは
過信を禁じる必要はないと思います。
 
たとえ
あなたの応援者が
あなたの鑑賞者が
あなた1人だけになったとしても。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ずっと思っていた。
世界は私のことを理解してくれないと。
 
だけど
よくよく考えてみると
私も世界について
理解しようとしてこなかった。
 
私自身も
一方的な姿勢のままだったのだ。
理解しようともせず
ただただ自分を理解してほしいと。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

言いきれる瞬間を
少しでも多く
終わる前に
終わるまでに

 

奏で上げ
叙情を色づけ
思想をくねらせ
身体ごと宇宙に旅立たせる連続

 
いい加減にやっても
いい意味で真面目になっていくような

 
ふざけてやっても
いい意味で真剣になっていくような

 
素晴らしい芸術よ
ありがとう、ほんとありがとう
インスピレーションの列車
絶え間なく発車

 
美しいファッションよ
ありがとう、ほんとありがとう
エモーションの発射
絶え間ない発射

 
見とれるような眼差し
ありがとう、ほんとありがとう
クリエイティブの尊さを
アクティブの喜びを
インタラクティブの醍醐味を

 
感謝
尽きることのない感謝
すべての芸術
すべてのファッション
すべての眼差し

 
何としてでも還元して咲かせる道へ
見たこともないような花を この風景一面に

 
何としてでも完成させて薫らせる
触れたこともないような花を その風景一面に

 
信じてくれてありがとう、あの頃
愛してくれてありがとう、この頃
よろしければよろしく、これからも

 
その綺麗に何度癒されたことだろう
その綺麗に何度救われたことだろう
その綺麗に何度満たされたことだろう

 
単なる綺麗では収まらない綺麗さ
善悪を越えたところで保たれた綺麗さ
時代を越えたところで磨かれていく綺麗さ

 
このため息は、すべてその芸術のために
このため息は、すべてそのファッションのために
このため息は、すべてその眼差しのために

 
ここから、いつだって
ここから、どこへだって

 
ここから、いつまでも
ここから、どこまでも

 
その芸術とともに
そのファッションとともに
その眼差しとともに

 
終わる前に
終わるまでに
その綺麗さを祝福するような
その美しさに捧げるような
その素晴らしさに応えるような

 
何かを
僕なりの何かを
何個も、何個も、作ろう
何枚も、何枚も、描こう
何冊も、何冊も、綴ろう
何秒も、何秒も、刻もう

 
その綺麗さを見落とさなかった
その美しさを強く深く抱きしめた
その素晴らしさを大切に育てた

 
僕という風景の一面に
君という風景の一面に
見たことも触れたこともないような花を咲かせ

 
語りきれない
捉えきれない
冷めない
覚めない
褪めない
現在という連鎖を
連鎖という永遠を
永遠という名の作品を

 
つたなくても
立ち止まっても
飽き飽きしても
二人きりの指切り
大事にしていきながら
何年も、何年も、何歳になっても

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「無気力だ」と思える気力はある。
「無気力だ」と言える気力はある。
「無気力だ」と書ける気力はある。
そこを出発点とした今日。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
零れ落ちた言葉。
補われた意味。
拡散する解釈。
思い通りには伝わらない。
この「思い通り」が正解とは限らない。
この「思い通り」が本音とは限らない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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