2013年12月31日 安易に 安易に 「がんばれ!」って 強く励ますのはデリカシーがないと思うけど 安易に 「がんばらなくていいよ」って やさしくするのもデリカシーがないと思う。 まあ、大みそかだから そんなに堅苦しく考えなくてもいっか。 タグ :#詩
2013年12月29日 1行でも詩は詩。 1行でも詩は詩。 1語でも詩は詩。 1字でも詩は詩。 強引だし あまりにも傲慢だけど 読んだ人がそう思ったなら それは 「詩」と呼んでもいい気がする。 タグ :#詩
2013年12月26日 黒い 黒い 果てしなさ 漠然とした倦怠感。 終わりゆく夕陽を見つめ 今日を悔いながら 眩しかった昨日を懐かしむ。 少し深い方をみれば 生き生きと今日を抱きしめている人々がいる。 絶望を噛んでいる場合じゃないと 奮い立たせてくれる。 漠然とした悲壮感。 走ってゆく列車を見つめ 今日を逃さぬように つたない詩たちを解き放つ。 少し遠い方をみれば 必死に今日を駆け抜けている人々がいる。 諦めを貪っている場合じゃないと 思い起こさせてくれる。 一見 世界が幸せに満ちていても まったく潤っていない人々がいることを忘れずに。 表層で 世界が輝きに満ちていても まったく陽を浴びていない人々がいることを無視せずに。 ただ歩くだけでも 自然な笑顔がそこら中に溢れている 今日みたいな日は 描きながら 祈りながら 想いながら 孤独だけがもつ芸術を信じ 少しでも長く 少しでも遠く 少しでも深く浸透するように 彼は、試して作って羽ばたいていく。 大きな 黒い黒い 果てしない宇宙の風に押されながら。 彼女は試して作って潜っていく。 大きな 黒い黒い 果てしない宇宙の波に乗りながら。 タグ :#詩
2013年12月22日 あんなこともありました。 あんなこともありました。 そんなこともありました。 こんなこともありました。 まだ1週間もあるような もう1週間しかないような サンキュウ2013 ウェルカム2014 タグ :#詩
2013年12月19日 そうでしょ。 そうでしょ。 そうでしょ。 思わず読んじゃうでしょ。 そうでしょ。 そうでしょ。 思わず書いちゃうでしょ。 私はそれを確認したくて 読んだり書いたりしているだけ。 タグ :#詩
2013年12月18日 過ぎ去ってから気づく。 過ぎ去ってから気づく。 どれだけ恵まれていたのか。 どれだけ愛されていたのか。 そんな気づきを 遅すぎる気づきを どれだけ減らしていけるか。 未来は問いかけている。 現在は問いかけている。 タグ :#詩
2013年12月11日 走りゆく鏡 走り始めた 向かい風さえも、今は心地いい 走り始めた 追い風に押され、心は晴れやかに 0から 1つ1つ たしかな熱とともに すべてが真っ白なまま 始まりを待ちわびている 走る意味に 囚われるのではなく 走る煌きに まっすぐに染まっていく 高揚を選び取る 夢のような 道のりなのだとしても 幻のような 歩みなのだとしても この今は その今は 「何か」を夢見ている 「誰か」へと届けようとしている 走る心を見て 勇気づけられること あまた 走る鏡を見て 思い起こさせられること あまた 朝が今日も 昨日とは違う朝が 走ってゆくすべての心を やさしく 包み込んでゆく 朝が今日も 明日とは違う朝が 走ってゆくすべての鏡を やさしく 抱きしめてゆく 果てなき荒野に吹く向かい風 全身で受け止めて 深い深い森を駆け抜ける追い風 五感で感じ抜いて 漫画みたいに ドラマみたいに 映画みたいに 小説みたいに 芸術であるかのように 無理することなく乱反射 タグ :#詩
2013年12月09日 静かだからといって 静かだからといって 落ち着いているとは限らないし 落ち着いているからといって 静かだとは限らない。 当たり前といえば 当たり前なことなんだけど 混同しないようにしたいし 混同しないようにしてもらいたい。 タグ :#詩
2013年12月02日 「自分が同じ立場でも同じことが言えるのか!」 「自分が同じ立場でも 同じことが言えるのか!」 とよく言われるけど 同じ立場だとしたら言えないと思う。 逆にいえば 同じ立場でないからこそ 違う観点から言えるんだろう。 この 「同じ立場でないからこそ」 という土台を 大切に厳格に維持していきたいと思う。 それなしには 私らしい観点というのは芽生えないと思うし 議論も活性化しないと思うから。 タグ :#詩
2013年12月01日 つまり、月夜に追憶27 つまらなさを嘆き つまらなさに沈み つまらなさを助長し つくべき嘘をつかずに つかなくてもいい嘘をつき 強がることに慣れ つながることを恐れ ついたて越しのよそよそしさで つんつんとした殻を被り つくづく心だけ幼いまま つくづく体だけ老いながら 付け焼き刃な涙を添えて つぶらないつかの瞳 艶やかないつかの仕草 つんざくようないつかの歓喜 つまびらかな追憶に 追憶を重ね重ね 付かず離れずな陰影くっきり 追従する受け身を引き摺りながら 追悼するような謙虚を忘却したまま 月夜に つまらなき つぶやき繰り返す。 つまり 尽きぬ溜め息をついては ツキがないとアルコール片手に つんとする鼻先をすすってばかり。 タグ :#詩