橙に包まれた浅い青

受賞・入選など14篇。 写真詩・イラスト詩・ポエム動画など2333篇以上を公開。

2015年02月

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ブクログまとめ




詩集、写真詩集、エッセイ
CDレビュー、歌集、ライブレビューなど。

有料電子書籍の一部は
おふざけとなっております。
間違えて購入されないよう
ご注意ください
(何と紛らわしい)


内容はアレかもしれませんが
卒論やレポート作成の参考になれば嬉しいです(笑)


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komasen333作のレポート
閲覧数ベスト3




第1位 閲覧数964

卒業論文「 間接民主制への直接民主制の導入 」
価格:540円
http://www.happycampus.co.jp/docs/983431505701@hc05/88889/
 



第2位 閲覧数824

『人間の約束』レポート
価格:無料
http://www.happycampus.co.jp/docs/983431505701@hc05/99752/




第3位 閲覧数685

『ルポ 戦争協力拒否』読書レポート
価格:無料
http://www.happycampus.co.jp/docs/983431505701@hc05/99749/




昨日のネガティブ
引き摺って無駄にする今日を
増やしたくない これ以上増やしたくない



明日のポジティブ
描きすぎて無駄にする今日を
増やしたくない これ以上増やしたくない



真っ白な今日を
思い出したい 
もう一度思い出したい
誰のものでもない
何の為でもない
昨日や明日に明け渡さない



僕だけの今日がある
僕だけの今日を抱きしめる
僕だけの今日を生き抜いてみる



競争なんてやっている暇はない
内紛なんてやっている暇はない
戦争なんてやっている暇はない

今日にはない 
今日という1日にそんな暇はない



昨日のネガティブに
振り回される今日はもうウンザリ

明日のポジティブに
振り回される今日はもうウンザリ



飛び立ってしまえばいい
羽ばたいてしまえばいい

昨日なんて忘れて 明日なんて忘れて
今日だけを信じて 今日だけを感じて



昨日のネガティブを軽減させるためにも
明日のポジティブを増幅させるためにも

今日は今日のネガティブだけを
今日は今日のポジティブだけを



そうは思っても
昨日のネガティブを振り返ってばかり



そうは思っても
明日のポジティブを思い描いてばかり



心ぐらい何とかしたい
自分の心ぐらい何とか飼い慣らしたい





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SUZURIで
オリジナルグッズの販売を始めました!
https://suzuri.jp/komasen333/products




まずは3種類の写真を更新。
写真詩の写真を活かしたデザイン。
写真ごとに、5つのアイテムが揃っています!




スマートフォンケース(2268円)
マグカップ(1609円)
トートバッグ(1976円)
スウェット(3242円)
Tシャツ(2354円)




商品名は
詩のタイトルをそのまま使ったので
ちょっと奇抜なものも(笑)






徹底検証といいながら、
肝心なところはうやむやなままの独裁与党 
スマートフォンケース


2,268円(税込)
※送料は全国一律 500円です。






「 愛が足りない 」と嘆かれる一方で、
大量生産されていくラブソング  トートバッグ

1,976円(税込)
※送料は全国一律 500円です。






勝者の論理で、
好き勝手に塗り固められていく世界史  Tシャツ

2,354円(税込)
※送料は全国一律 500円です。







SUZURI
「 komasen333ショップ 」
https://suzuri.jp/komasen333





かすり傷
痛さも感じない傷
ちょっとばかり痒みを伴い
傷があるという感覚は感じられる傷



中指にできた傷
いつの間にかできていた傷
キーボードを打つ手を止めて
じっくりと見つめてみる

ついでに気づく
目がかすんでいることに
「そろそろ寝た方がいいんじゃない?」
心の中から響く
自分か他人かわからない誰かが
やさしく体のことを労わってくれるアドバイス



再び視線をディスプレイに戻し
カタカタとキーボードをご機嫌に打ち始める
すると目のかすみはすっかりと消えていて
快調、快調、ブラインドタッチング



まだまだ今夜は続けられそう
キーボード打ち続けられそう

疲れていたと思ったけれど、まだまだ余力ありそう



打てるうちはとことん打つとする
何時に寝た方がいいとか
明日は朝が早いとか
少しは気になるけれど
今はまだ寝る時間じゃない



バリバリ打てる
キーボード打てる
寝ている場合じゃない



睡眠時間が短すぎると早死にするらしいけど
睡眠時間が長すぎても健康に悪いらしいけど
今夜はまだ眠たくないし
キーボードもバリバリ打ちたいし
何よりもディスプレイも物欲しそうだし
つられてキーボードも俺に打ってほしそうだし



まだまだ打つぜ
今夜はキーボード祭り
スピードはそんなにないが
快調、快調、ブラインドタッチングッド





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死ぬ時が来たとして
痛みを抱えているのか
苦しみを抱えているのか
その時の自分はどんな感覚なのだろうか



想像しても
想像しきれない
死ぬ時の体調、心象、環境、諸々 
読み切れない未来のその瞬間



時に思い浮かべ
時に想い掬い取る
死ぬ時の その時の 想いを 漠然と 厳然と



ついて回る
油断するとちらつく
どこからともなく漂ってくる
死の匂い、死の色彩、死の陰影



死ぬ時が来たとして
駆け巡るのだろうか 走馬灯



人生を振り返る時間はあるのだろうか
人生を振り返る心境は残されているのだろうか
人生を振り返る余裕は許されているのだろうか
考えても 考えても その時まで わかりはしない



抗うように 遠ざけることもある この死よ
避けるように 塞ぎ通すこともある この死よ



書きながら向き合っていく
詩を書きながら死と向き合っていく



どんな内容の詩であっても
そこには少なからず死のエッセンスやスパイスが滲む



死ぬ時が来たとして
この詩を書いたことも思い出すのだろうか
この詩を書いていた時の感覚も思い出すのだろうか



その時
私は私をどう受け止めているのだろうか

私は私の人生をどう振り返っているのだろうか
考えても 考えても その時まで 答え合わせはできない






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選ばなかった未来
無数に分岐していく現在
覗くことはもうできないけれど
過去になれば
想像することはできるから
時々、気晴らしに思いを馳せる


「無数のチャンス」
振り返るとそう思えるけど
あの時はすべての選択肢を
はっきりと見えていたわけじゃない


振り返るほどに
振り返るほどに

過去は可能性ばかりだったように思えるけど
すっかりと抜け落ちている
過去は過去でそれなりに一生懸命だったということ
過去は過去でそれなりに精一杯だったということ


思い描くほどに
思い描くほどに

未来は可能性ばかりであるかのように思えるけど
すっかりと抜け落ちている
未来は未来でそれなりに苦しみもあるということ
未来は未来でそれなりに歯がゆいこともあるということ


今を生きるしか
今を生かされるしか
実際のところ できないわけだけれど
気づいたら
過去を振り返ったり
未来を思い描いたり
ばかりしている今日という現在


この今に生きていると
この今に生かされていると

心の底から言い切れる時間は
はたして1日の中でどれだけあるのだろう


この今に生きているようで
この今に生かされているようで

過去や未来に生きていることが
過去や未来に生かされていることが
一日の中でほとんどのこともあるだろう


臆病になってくると
未来の漆黒の湿地で立ちすくんでしまう僕らだよ
過去の綺麗な浜辺で目を細めて器用に太陽を見上げる僕らだよ


勇敢になってくると
過去の重力の煌めきで溺れていってしまう僕らだよ
未来の綺麗な深海へ宇宙へマーメイドのように潜水していく僕らだよ





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メダルはいらない。
メダルはいらない。
メダルはいらない。


いや、メダルを作りたい。
いや、メダルを作りたい。
いや、メダルを作りたい。


いやいや、メダルという概念を壊したい。
いやいや、メダルという概念を壊したい。
いやいや、メダルという概念を壊したい。


いやいやいや、もらえるならメダルも拒まない。
いやいやいや、もらえるならメダルも拒まない。
いやいやいや、もらえるならメダルも拒まない。


いやいやいやいや、もらえるとしてもメダルはいらない。
いやいやいやいや、もらえるとしてもメダルはいらない。
いやいやいやいや、もらえるとしてもメダルはいらない。


やっぱり、メダルはいらない。
やっぱり、メダルはいらない。
やっぱり、メダルはいらない。


いや、でも、メダルはほしい。
メダルはなんとなくほしい。
もらえるのならなんとなくほしい。


ってのは建前です。
ってのは本音です。
ってのは冗談です。
ってのは顕在です。
ってのは深層です。






時間がかかっても焦らない
時代が変わっても気にしない



これが最後の詩になっても構わないと
これが最期の詩になっても悔いはないと
これが最高の詩になっていくようにと

そう想えるかどうか
そう願えるかどうか



一行一行 一作一作 書きながら 
一行一行 一作一作 読み返しながら
一行一行 一作一作 手繰り寄せてゆく



想いは枯れない
時間と共に色味を増して



願いは途切れない
時代と共に深みを増して



上手くいかないことも含めて
転んでばかりなことも含めて
落ちていくばかりなことも含めて
枯れていくばかりなことも含めて
かけがえのない煌めきとして楽しんでいける
欠かせないスパイスとしてやりがいを見出せる



どんなに闇でも
そこには光があると知っていた



どんなに負でも
そこには愛があると知っていた



不思議なくらい夢中
初めて触れた時のように今が連続していく不思議



ガラクタの中にも しっかりとカラフルを見つける
デタラメの中から しっかりとコスモスを見つめる



不思議なくらい新鮮
初めて知った時のように今が連続していく不思議



あなたのようなわたしの
わたしのようなあなたの
過去を変えていく詩であることを核心的に
現在を駆けていく詩であることを革新的に
未来を選んでいく詩であることを確信的に



空が広がっていく
どこまでも 空間を超えて
海辺で見つめる その青を その深みを いつまでも



風が強く吹いていく
どこまでも 時間を超えて
砂浜で感じる その音を その匂いを いつまでも



333万年前の後悔はもう繰り返さないから
333億年後の決断をもっと後押しするから
333兆光年先からの理想を抱きしめるから





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君にも伝えない秘密がある。
君にも伝えたくない秘密がある。
君にも伝えられない秘密がある。
そんな秘密いくつでもある。


家族にも伝えない秘密がある。
家族にも伝えたくない秘密がある。
家族にも伝えられない秘密がある。
そんな秘密いくつでもある。


友人にも伝えない秘密がある。
友人にも伝えたくない秘密がある。
友人にも伝えられない秘密がある。
そんな秘密いくつでもある。


恋人にも伝えない秘密がある。
恋人にも伝えたくない秘密がある。
恋人にも伝えられない秘密がある。
そんな秘密いくつでもある。


他人にも伝えない秘密がある。
他人にも伝えたくない秘密がある。
他人にも伝えられない秘密がある。
そんな秘密いくつでもある。


自分にも伝えない秘密がある。
自分にも伝えたくない秘密がある。
自分にも伝えられない秘密がある。
そんな秘密いくつでもある。


世界にも伝えない秘密がある。
世界にも伝えたくない秘密がある。
世界にも伝えられない秘密がある。
そんな秘密いくつでもある。


人生にも伝えない秘密がある。
人生にも伝えたくない秘密がある。
人生にも伝えられない秘密がある。
そんな秘密いくつでもある。


宇宙にも伝えない秘密がある。
宇宙にも伝えたくない秘密がある。
宇宙にも伝えられない秘密がある。
そんな秘密いくつでもある。


秘密を増やしたり減らしたりしていく。
秘密を消したり磨いたり繰り返していく。


時々、ドキドキさせるために秘密がある。
時々、ワクワクさせるために秘密がある。


そんな秘密を
自分が死ぬまで抱きしめていく。

そんな秘密を
世界が消滅するまで抱えていく。


現代詩的な現代詩。
書こうとしても書けない。
意識してもあんな風には書けない。


時に憧れ
時に嫉妬し
時にどうでもよくなる。


わたしが書く詩とは
全然違う次元にある現代詩。


あんな詩を書いてみたいと思うけど
それ以上に
あんな詩を書けなくても構わないとも思う。


どちらかといえば
わたしの書く詩は
歌詞みたいな詩だから
J-POPの歌詞みたいだから
いかにも「現代詩」って詩からは程遠いどころか
住む世界が違うと言っていいほど雰囲気が違う。


語彙の問題もある
技法の問題もある
勉強の問題もある
努力の問題もある
感性の問題もある
慣れの問題もある
そういった諸々の問題をひっくるめた上で
あんな詩を
書けるように目指していくか、書きたいと思うか。


そう考えると
そこまで引き受けた上で
ゼロから積み上げていく覚悟で
現代詩的な現代詩を書こうとは思えない。
現代詩的な現代詩を書きたいとは思わない。


たしかにすごい雰囲気がある。
ただならぬ重力に満ちている。
現代詩的な現代詩は
読む者に
ある程度の資質や
感受性や読解力や思考力を
知的に危うげに楽しげに求めてくる。


「一読など許さん!」といわんばかりに
当然のように
再読に導く種が随所に散りばめられている。


「速読などできませんよ!」といわんばかりに
ごく自然に
行きつ戻りつの読みに誘う間隙と感激が潜んでいる。


読む間における現在の在り方を変えるような磁場が
読んだ後における時間の在り方を曲げるような放射が
読むこと、書くこと、感じることの境界線を溶解させるうねりがある。
現代詩にはある
現代詩的な現代詩にはある。


読んでもわからない。
よく読んでもよくわからない。
何度読んでもちっともわからない。
そんな現代詩もある。
そんな現代詩的な現代詩はざらにある。


でも凄さは感じる。
上手く理解できなくても
きちんと咀嚼できなくても
わたしみたいな奴でも読めば凄いとわかる詩がある。
現代詩的な現代詩の中にはたしかにそんな詩がある。


そのような詩を読むと
書けるかどうかはさておき
書きたいかどうかはさておき
「いつかこれくらいの詩を書こう」と
「これくらいの深みを投げかける詩を書こう」と
「これくらいの凄みを匂わせる詩を書かなければ」という気概が湧く。


歌詞のような詩しか書けない。
J-POPの歌詞のような詩しか書きたいと思えない。
そんな私にも
現代詩的な現代詩は
大きな大きな重力を投げかける。

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