消えてしまった なぜまだここまで見ているの
生かされる意義が見つからない畑 
夢を描くほどの才能がない そんな口癖でごまかす



雨降りの平日は物悲しい 沈む気分は雨へ深く浸透
進めず立ちすくんでばかり それでも君は戻らない 
理解できていたはずだった



深緑を睨み続けても幻想は微笑もうとはしない
儚く 続き 遠くへ



雨降りの休日は憧憬 傘の下で2人並んで歩いた帰り道
そよぎ立つ水面に揺れる 笑みがあまりにも悲しそうで



どうしてだろう あの時そっと声をかけるべきだった 
つまらない日常に刺激を与え損ねたんだ



何気ない一言が綺麗で照れ隠しに俯いている
避けられない運命 
どこにも逃げるつもりはない 逃げれる場所もない


快楽の果てに君は微笑んで佇むばかり 声さえ聞かせてくれない