雷鳴とどろく 運命を感じる 夢見る刹那

大きなひずみが暴かれた朝 真っ黒な夢を見た 僕等は立ちすくんだ

雨は小雨のまま 温もりを呼び寄せる 



重ねたリンゴ 崩しあった昼下がり

奇跡のキスで分かち合いましょう

揺らめくための瞳ならば 思う存分 潤してもいいんだよ



すばらしき日々を色づけてかき消してみたいな
いつかきっと叶えてみせるよ 自分自身のために



人込みが嫌いというから逃げ続けてきた

後ろ向きの愛を育みましょう 胡散臭いフレーズで

少し あと少しで会える 運命を待ち望んでいない 夢見ることはあったとしても



沈んだ希望を掘り起こすためにこの腕がある 思えば少しは強くなる
すすり泣き 手を握り歩いた夕暮れの帰り道


景色の果てへ2人きりで駆け抜ける
色づけていける 君となら 曖昧なディテ―ルで塗り返してみたい


抱きしめてほしくないから 抱きしめてほしい


かなぐり捨てるんだ 昨日さえも
途切れてしまうその日まで