いったいいつの話をしてるんだ?
どこかおかしい かみ合ってない 会話の体裁を成していない




重ね重ねの運命 とどめを待ちわびる急所 切り刻んで
それらしい仕草が妙に惹きつけられる
ありきたりな日常風景で落ちていく




鼓動を揺さぶりたくても 駆け出してみても
風は吹き荒んで行く手を阻む
どれぐらい想っていたのかなんて 今さら言えるはずもないけど
掃き溜めのように逃げている文字を書くことで
全然突き抜けて笑えるじゃん




キック!様にならないポージング
キック!挙動不審のウォ―キング




途切れちゃいない 時間が途切れたとしても
たれ流されていくとしても 今日も想い出になってしまう



イマイチ綺麗に拭えない重みの跡
どうすることもできないまま  潰してごらん あまりのあっけなさ
訪れない奇跡は臆病な妄想の裏でくすぶっている



奇跡を奏でてみせる お前にも届くように
すばらしき日常もやがて怠惰の深みへ招かれていく



よく見えるよ 僕には君の幻影が
夢の後にも現実はある 逃げ切れないのさ


どこまで駆けていっても信じられないのさ
何事も永遠にはいかないのさ   踏み込まない限り