「集団的自衛権の行使容認」の明確化
いつからか 憲法改正という正規ルートから脱線か
いつからか 「憲法改正しなくても大丈夫」って裏ワザか

閣議決定での憲法解釈変更から安全保障関連法案の成立で完結か



多数の憲法学者
法案に含まれる「集団的自衛権の行使容認」は違憲の可能性が高いと指摘

それでも政府は
「法案は合憲です」と強調して今国会での成立に猪突猛進

各社世論調査
今国会での安全保障関連法案の成立に「慎重・反対」の声が半数超えや半数近く

それでも政府は
「丁寧な説明を続けます」と強調して今国会での成立に一心不乱



まさかのまさか
仮にも「民主主義国家」で
世論の声に耳を傾けようとしない
独裁政権のようなエゴプレイを見せつけられる展開

まさかのまさか
仮にも「資本主義国家」で
無鉄砲な極右政権のような
軍事コスト&リスク増加プレイを見せつけられる展開

まさかのまさか
仮にも「法治国家」で
無秩序な極左政権のような
強引マイウェ~イな違憲立法プレイを見せつけられる展開



建築コストの増大が批判されて計画見直しを始めた新国立競技場建設問題
違憲と軍事コスト・リスクの増加が懸念されても固執する安全保障関連法案
皮肉なほどに際立ってしまったコントラスト



「違憲の可能性が高いことは認識しています。
 それでも修正はしないまま法案の可決を目指します。
 法案成立後に違憲判断が下されたら
 その時はその時で廃案や修正をすればいいんです。
 まあ、とりあえず今国会で成立させましょう」
 なんて
 軽い奥底の本音が透けてみえるから理解も共感も得られない構造



多数の専門家の懸念も意に介さず
世論の慎重・反対意見も気にせず
「将来の日本の平和のために必要な法案だから」と
「何が何でも今国会で成立させなければならない」と
勝手に焦りまくって
勝手に慌てまくって
勝手に煽りまくって

今国会での成立を目指す使命感に
勝手に酔いしれる権力のロマンは単なる傲慢







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