旅立ちのときを待ち続けた
その合図を待つことに賭けてきた
ささやかでも揺れる小さな太陽の中
温もりと焦りの程よいめくるめく日々
してくれる人を求めていた
導くように現れるその人を 居ないとわかりながら
色濃く染めるのも 淡く染めるのも
すべての鍵は僕の心の奥深くに
小さな飴玉を突っ込まれたポケットのように
遠い昔からあったのに
その存在は
どうしようもないくらい移り気で貪欲で
時に宇宙のように果てしなくて
駆け抜けてきた一歩の積み重ねは
どれも短距離走者のようにあっけなくて
振り返ることは無駄なようで
どこか心地いいもので
だから 割とよく後ろを気にすることも多くて
たいていバックミラーは綺麗にしてあるわけで
描き続ければ また会えるような
奏で続ければ 気づいてくれるような
重ね続ければ いつか届くような
歩き続ければ 見つけられるような
もがき続ければ どこかで振り向いてくれるような
探し続ければ 開けるような
羽ばたき続ければ きれいに着地できるような
飛び続ければ 墜落できるような
飛び込み続ければ ほのかに触れられるような
踏みしめ続ければ 辿り着けるような
書き続ければ なにか惹っかかってくれるような
履き続ければ 味わい深くなるような
比べ続ければ 拡く突き抜けられるような
見つめ続ければ 掴めるような
想い続ければ かすかに叶うような
乗り続ければ 動き出すような
極め続ければ もっと単純になれるような
焦がれ続ければ 弾けるような
泣き続ければ ふっと置き忘れてこれるような
薄く染まる樹の下に 死体 が眠っている
生きているなら 夢見る
見つめていてくれるなら 夢見る
青い春は人それぞれの節目でやってくるもので
その渦中に入ったときには全く気づかないものです
やがて青い春が過ぎれば
黄色い夏が眩くあなたを陽だまりへ誘い
そして
その黄色い夏が過ぎれば
赤い秋が揺れるあなたを並木道へ誘うのでしょう
生きている限り 夢見る化石
見つめてくれる限り 夢見る永遠
そんなきれいにはいかないのかな
思い浮かべ続けたなら なんらかの形で出会うのかな
それもその加減で決まるものなのかもしれないね
その合図を待つことに賭けてきた
ささやかでも揺れる小さな太陽の中
温もりと焦りの程よいめくるめく日々
してくれる人を求めていた
導くように現れるその人を 居ないとわかりながら
色濃く染めるのも 淡く染めるのも
すべての鍵は僕の心の奥深くに
小さな飴玉を突っ込まれたポケットのように
遠い昔からあったのに
その存在は
どうしようもないくらい移り気で貪欲で
時に宇宙のように果てしなくて
駆け抜けてきた一歩の積み重ねは
どれも短距離走者のようにあっけなくて
振り返ることは無駄なようで
どこか心地いいもので
だから 割とよく後ろを気にすることも多くて
たいていバックミラーは綺麗にしてあるわけで
描き続ければ また会えるような
奏で続ければ 気づいてくれるような
重ね続ければ いつか届くような
歩き続ければ 見つけられるような
もがき続ければ どこかで振り向いてくれるような
探し続ければ 開けるような
羽ばたき続ければ きれいに着地できるような
飛び続ければ 墜落できるような
飛び込み続ければ ほのかに触れられるような
踏みしめ続ければ 辿り着けるような
書き続ければ なにか惹っかかってくれるような
履き続ければ 味わい深くなるような
比べ続ければ 拡く突き抜けられるような
見つめ続ければ 掴めるような
想い続ければ かすかに叶うような
乗り続ければ 動き出すような
極め続ければ もっと単純になれるような
焦がれ続ければ 弾けるような
泣き続ければ ふっと置き忘れてこれるような
薄く染まる樹の下に 死体 が眠っている
生きているなら 夢見る
見つめていてくれるなら 夢見る
青い春は人それぞれの節目でやってくるもので
その渦中に入ったときには全く気づかないものです
やがて青い春が過ぎれば
黄色い夏が眩くあなたを陽だまりへ誘い
そして
その黄色い夏が過ぎれば
赤い秋が揺れるあなたを並木道へ誘うのでしょう
生きている限り 夢見る化石
見つめてくれる限り 夢見る永遠
そんなきれいにはいかないのかな
思い浮かべ続けたなら なんらかの形で出会うのかな
それもその加減で決まるものなのかもしれないね